自由詠

2020-06-23開催(麹町)/第255回参加歌 歌順9番


薄黄緑の花群れを支え
雨に 風に たわむ
紫陽花の枝葉
この季を生きる
達人の技

ま のすけ

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2件のコメントがあります

題詠と作者が同一、の不思議を感じながらも
この歌に惹かれたのは、枝葉に向けられた目線。
紫陽花が、肥料、水を多く求めるのは、大きな花を支える枝葉にも必要であるということ。
花の奥で枝葉は、まるで黒子のようです。

山碧木 星

2020-07-03

花てまりを集めたようで重たげに揺れている紫陽花、天から与えられた佇まいとしか思えません。

せきゆみ

2020-07-01