題詠(「手」)
2020-05-26開催(麹町)/第254回参加歌 歌順21番 第1席
誠実に
生きてきた職人の
手に
降りてくる
神様
10件のコメントがあります
扉さま
津軽の笹餅、ミサオさんの手仕事は尊いものでした。
山に入って笹の葉の収穫から始まり、包みあげるまでの全て、マテイ(我が母も使っていた言葉)な仕事ぶり。食べるのが勿体ないくらいです。
何事も手を抜かない。できそうでなかなか出来ないことです。
笹餅のTV も観ました。ほんとにおいしそうでした。缶詰なんかでごまかさず、あんこにも、五行歌にもせめて誠実に向き合おうと思いました。
道子さま、かおる様、かえる様、せきゆみ様
皆さま、過分なお言葉をありがとうございます。
最後の最後に、するすると降りてきた言葉は五行になりました。
ずっと思っていた事だったので、スッキリです。
詠じることに誠実に向き合う人に降りてきた五行!でしょうか。職人(名人)を
語りつくしています。
私も、ある職人の手技に感動して題詠に挑戦したのですが・・
どーにも表現出来ず挫折。
日本人の繊細な美意識は誠実と勤勉の賜物ですね。
職人人生の一途さが神と繋がる瞬間の表現。サスガです!
簡潔で無駄のない、職人のような歌ですね!
職人さんの瞳と手が好きです。
私も昨晩津軽の笹餅を作る93歳の「プロフェッショナル」の再放送を観て感動したところでした。
手が覚えるんですね、10本の指が覚えている
神様は手に降りてくるがすっと入ってきます。
柳瀬さま、藍さま
「プロフェッショナル」という番組で、
笹餅を作っている津軽の93歳のお婆さんが、同じようなこと
を言っておりました。
一生懸命、一つのことに精進すれば、手が覚えていく。
職人の世界は、ずっとそうだったんです。
そんな気がする。
手はうそつかないもんネ。プロフィールはうそでも。
神業とも云える職人の手わざ・・・
長年の地道な修行のたまもの。
人間国宝と讃えられる人が浮かんできます。
コロナと無縁な作にほっとしました。
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