題詠(「手」)

2020-05-26開催(麹町)/第254回参加歌 歌順16番

この手がふれた
ものやひとの
てざわりが
いきていた
実感

田中きみ

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9件のコメントがあります

いきている実感が持てないような日々、寂寥感染みてくるお歌です。

せきゆみ

2020-06-10

きみさんとハグした手の感触、薄らいだので、またハグさせてください。

かおる

2020-06-09

ものやひとのてざわりって
不思議ですね、忘れることできませんね。

まちだ道子

2020-06-07

様々な手ざわりを思い出しながら。

田中きみ

2020-06-07

触れることは触れられることは生きていることなのですね。
こんなときだからこそ の柔らかな優しが伝わってきます。

小杉淑子

2020-06-07

覚えているんだから、もう離れてしまったのかしら?
妄想が止まらない歌でした。

小杉淑子

2020-06-05

目に見えても耳で聞こえても、てざわりほどの本物かどうかわからない。
この実感を失いたくない。作者は人生を大切に生きてこられたんだなあ・・・

まちゃこ

2020-06-03

触ったときの感触がそのものの実体だ、という思いがある。
以前、歴史博物館で展示されていた縄文土器に触ってしまったことがある。
後で聞くと、あれはレプリカだから、と言われて半分ほっとしたのだが・・

触るな近づくなというこのウイルスは、
人の生きる感覚を破壊するのか、と恐ろしい。

映子

2020-05-31

コロナのおかげで
今はどこにも触れない
いつになれば実感を味わえるように
なるのでしょうか

よしの

2020-05-28

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