題詠(「背」)

2020-04-28開催(麹町)/第253回参加歌 歌順19番

背高泡立ち草
わが世の春と
謳歌して
おのれの毒で絶える
人 同じ道を歩むか

岡本まさ子

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6件のコメントがあります

背高泡立ち草とブタクサは違うのかな。
とても似ているようですけれど確かに
最近見かけませんね。
4、5行がグサッときます。

まちだ道子

2020-05-21

私も書こうと思ったことでした。
確かにおっしゃる通り植物界ではあまり密生すると
自家中毒をおこし、そこの種全体が消える事はよく
あることです。人間がいくら群れてもこうなっては
困りますけどね。

大橋克明

2020-05-21

そういえばこの外来植物が川原や荒地にはびこっていましたね。
下火になったのは自分の出す毒の数?コロナに揺れる人間社会の
現在位置を示唆しているのか…ちょっぴりコワイ

柳瀬丈子

2020-05-13

アレロパシーのこと?
他者を痛めつけたあと、やがて我が身にも禍を起こしてしまう。
なんだか胃酸過多に似ている。

山碧木星

2020-05-10

いっとき背高泡立ち草が我が家近くでも繁茂していましたが、そういえば
近頃あまり見かけません。準じたくないですが、人類は危険な領域に居ると思います。

せきゆみ

2020-05-10

万物の霊長の奢りを痛感する日々。善良な研究者の直向きさを信じるのみです。

数 かえる

2020-05-05

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