自由詠

2020-04-28開催(麹町)/第253回参加歌 歌順25番

突如現れた
行く手を阻む谷
重い惰性を腰から外し
やわらかな翅で
ふわり翔ぶ

今井幸男

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6件のコメントがあります

皆様、コメントありがとうごさいます

自粛自粛で生命維持のためとは思っても 気も滅入ります
働き盛りの若い方々は強固な翼を持たなければ乗り切れないということもあるのでしょうが
まあ 高齢者には 翼は無理、やわらかな翅で なんとか…
となると、惰性でやってたものを断捨離して身軽になるのも必要かなと…

今井幸男

2020-05-18

酒井さん同じように詠みました。
考え方や暮らしを見直すいい機会だと思って
ずいぶん整理をしましたが、翅はなかなか生えてくれません。

山碧木星

2020-05-13

困難なことに出あったときは
こうするのが一番ですよね。
がむしゃらに突き進まないでやんわりとかまえることにする。
やわらかな翅で
ふわり翔ぶ
ほんとにいちばんいいこと。

まちだ道子

2020-05-13

3行目に目がとましました。手垢の付いていない表現で良いですね。
柔軟な思いの作者は自由に翔べることでしょう。

せきゆみ

2020-05-11

重い惰性を外せる、翅!私も欲しいです!私にも生えてこないかなぁ。でも、それはきっと内部にあるのでしょうか。

かおる

2020-05-08

様々に解釈できる歌だけど、
敢えて昨今のコロナウイルス騒ぎに結びつけてみる。

行く手を阻む谷(ウイルス)を越えるには、
今までの生活習慣や考え方を捨てて、
違う生き方をしなくてはならない。

それを「やわらかな翅」といわれれば、
やる気も沸いて来ようというものですね。

映子

2020-05-05

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