題詠(「辛い」)

2020-03-24開催(麹町)/第252回参加歌 歌順16番 第2席

辛さより
たんぽぽに
気をとられ
幼な子等駆け回る
村の葬列

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

6件のコメントがあります

少し前ですが、免疫力の無い娘に頼まれ葬儀に出ました。長い名前の(急性の白血病?)病で2週間で夫を亡くした三͡͡児の40歳のママは、涙も出ず声も虚ろ、幼な子達はじっとなんかしてなくて、そこらを走りまわったり、ふっと首をかしげていたりでした。5行でその雰囲気を汲んで頂け嬉しいです。あ

2020-04-20

子どもはどんな時にも
子どもでいいんですよね。
しみじみと伝わります。

まちだ道子

2020-04-11

なるほど、納得の情景ですね。
村の葬列、がいい。

*キコ

2020-04-04

いつだってどこだって子どもたちは走りたい。
たんぽぽと村の葬列が効いています。
★★

山碧木 星

2020-04-03

幼い子にとって人が大勢集まることは楽しいこと。
はしゃいでしまうのですね。

ここにたんぽぽが出てきたことで、情景がリアルになりました。

映子

2020-03-29

葬儀でも、小さな子供たちはよく笑い、駆けまわったりします。
それは、悲しい現実から少しだけ大人が抜け出せるようにという
ことなのかもしれませんね。

まちゃこ

2020-03-28

次を読み込む