自由詠

2020-03-24開催(麹町)/第252回参加歌 歌順26番 第2席

骨壺は
あんなにも
小さかったか
一生は入りきれない
一夜の夢を焼いたのだ

岡本まさ子

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

11件のコメントがあります

目に見える容れ物と掴み切れない人生を対比させて
すべては一夜の夢と言い切るラストがあっぱれです。

*キコ

2020-04-04

もうこれは、全国大会かユニバーシアードクラスの歌。
こんなにも、ではなく あんなにも この距離感が作者との関係性を??とさせておき
五行目にはいると、その距離を一気に縮める。
見事なお手並みでした。
★★

山碧木 星

2020-04-03

骨壺の小ささと、生きるの壮大さと、夢の儚さ。
言葉を巧に対比させたドラマティックな演出は凄し。
達観した寂寥感の漂い方もイイ~!

数 かえる

2020-04-01

上手いなぁ、と思いました。
特に五行目が好きです。

かおる

2020-04-01

残された人にとっては一夜の夢
逝く人にとってはほんの少しだけ残す
残された人への伝言なのかもしれませんね

小杉淑子

2020-03-31

我が家の近辺では 骨上げの後
頭骨以外の残りの骨を職員が拾って骨壺に入れ
入りきらないので骨上げ用の箸で突っついて砕き沈め
その上に喉仏と頭骨をのせ蓋をします
焼いた遺骨さえ砕かないと骨壺に入りきれない

ましてや人の一生は「…夢幻の如くなり」なんて云われても
骨壺に入りきるわけがないですね

今井幸男

2020-03-31

見送った人生の様々な感慨は骨壺を溢れて
その人の一生のあれこれが走馬灯のように
流れていくのだろう。それが供養なのだろう。

柳瀬丈子

2020-03-29

最後の最後にも
骨は語りかけてくれるものなんだなと
思いますね。

まちだ道子

2020-03-27

ウーム。一生も一夜もそう変わりはないようにも思うが・・・。

あかい

2020-03-27

一生も一夜の夢も、本人が全部持って行ってしまうのです。
残された者の胸には思い出だけ。

余談ですが、関東と関西では、遺骨を入れる壺の大きさがちがうみたです。
関東では遺骨を全部いれるけど、
関西では大事な部分だけ。だから掌に乗るほどの大きさです。

映子

2020-03-27

波乱万丈の人生だった
お袋の骨壺が脳裏に浮かんできましたよ

よしの

2020-03-26

次を読み込む