題詠(「冬」)
2020年 年間総合第3席
2020-01-28開催(麹町)/第250回参加歌 歌順14番 第1席
ふわふわの
冬芽の
ふくらみ
小さな春が
畳まれている
6件のコメントがあります
五行歌の良さが畳み込まれているなぁ~と思いました。やわらかな素敵なお歌です。
一席おめでとうございます。
ふ ふ ふ三行並べて 春らしく 柔らかく畳みかけてきました。
畳まれている・・・いいなぁ。この表現。
キコさんの春のお着物も畳紙のなかに畳まれているのでしょうか。
やがてふわ~っと広げられるんですね。
春はこの冬芽の中にある、幾重にも畳まれていたんだなって
なんだか今まで胸につかえたものがスーッと抜けたように
感じられていいなあと思えた素敵な歌です。
一席おめでとうございました~
畳まれている。がよいですよね。
しかも花びらやなくて、春が!
ポピーの花が咲くときも、面白くてずっと見てしまいます。
関係ないですが、畳むで、昔、制服のスカートの寝押し、を思い出しました。
スカートのひだの一本一本を畳ます。
わたしの少女時代の冬芽のふくらみにも
小さな春が畳まれておりました…
☆☆
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