題詠(「冬」)

2020-01-28開催(麹町)/第250回参加歌 歌順7番

これでは
言葉まで融けていく
冬支度 冬眠 冬日 冬めく……
そしていつしか
暖冬 も

山碧木 星

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6件のコメントがあります

今井さま、かおる様、しの様、道子さま

クマが冬眠しない、南極で初の20度を観測などなど。
温暖化の懸念は、さまざまなニュースで私達に心配を伝えてきます。
気がつけば、すでに失っている言葉もあるんですね。
いつか、新しい言葉が生まれるかも・・・寒冬。

山碧木 星

2020-02-16

言葉まで融けていく
衝撃的です、でもそうなっていくのでしょうか
とっても怖いです、融けた水でおぼれてしまうのではないかと。

まちだ道子

2020-02-13

冬が一番好きなのに冬が冬らしくないのはヤだ。

昔の冬はもっと寒かった、と思いますもん。暖房器具の性能の低さもあったのでしょうけど。

しの

2020-02-06

        《1》
温暖化によって、北極・南極の氷は融け
冬支度や冬眠、冬日、冬めくという言葉も
だんだん使われなくなり、やがて死語になる
それを「言葉まで融けていくと」と表現してることで読み手の目を惹き付けますね
暖かな冬が続いて普通になれば、暖冬という言葉さえも使われなくなる

今井幸男

2020-02-03

        《2》
そして、やがて人類や野生動物の生活までもが融けて無くなるのだ
という危機感まで感じさせるのがいいですね。
☆☆

今井幸男

2020-02-03

今日も暖かいです。寒いのが苦手なので、個人的には嬉しいですが、地球は大変なことになりますね。二行目がいいですね。なくなるやなくて、融ける。
暖冬 も で、ドキリとします。映画のラストシーンを観るようです。日本沈没....みたいな。

かおる

2020-02-03

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