題詠(「冬」)

2020-01-28開催(麹町)/第250回参加歌 歌順4番

ありったけの
光 集めて
ここに咲く
冬の菫の
紫の冴え

柳瀬丈子

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5件のコメントがあります

自然の紫って確かに美しいけど、菫ってのがいいですね。
低い位置に楚々と咲く可憐な菫。私はここよ、って光(スポットライト)を浴びながら。

しの

2020-02-06

「紫の冴え」が決まっていて美しいし、寒気の中で咲く意思を感じさせる詠です。

せきゆみ

2020-02-06

1月にオオイヌノフグリももう咲いていました。それも光を集めているかのようでした。
花たちよ、そんなに早く目覚めてしまって、いいのだろうか〜♡

山碧木 星

2020-02-05

美しく強い歌ですね。
「ここに咲く」の一行が、冬に咲く菫の必至さを感じさせます。
冬に咲くぞ、という菫の意志まで感じます。

映子

2020-02-04

菫の美しい紫を、ありったけの 光 集めて で表されて、集中して美しさを感じました。
冬の菫なので、ありったけの光が、よけいに神々しいです。

かおる

2020-02-03