題詠(「器」)
2019-12-17開催(麹町)/第249回参加歌 歌順12番
洗面器に日本手拭い
熱を冷ました
昭和の六畳間
夜通し看てくれた
割烹着姿の君恋し
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私が幼い頃の我が家には冷蔵庫が無かったので、
熱を出すと、近所の氷屋から氷一貫目を買ってきて
砕いた氷を入れた氷枕に日本手拭いを巻き
頭の下に母が入れてくれた
のも昭和の六畳間だった…
昭和レトロ館を覗いているようです。
これに吸い飲みや氷嚢吊りがセットされていました。
懐かしい組み合わせですね。
当然、洗面器も今のもののようにプラスティックではなく、ぶつけてボコボコになるアルミ製。
「君恋し」は無くても全体の感じから伝わってくると思います。
昭和の歌謡曲も流れてきそう。「君恋し」流行りましたね~。
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