題詠(「耳」)

2019-11-26開催(麹町)/第248回参加歌 歌順5番 第1席

聞き耳を立てれば
真心と魔心が
ひそひそ話している
今日も
わたしの胎内で

今井幸男

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5件のコメントがあります

        《1》

しの様 映子様 せきゆみ様
コメントありがとうございます

人間社会を安穏に保っていくためには真心が大事ですが
それだけでは、ダメなのでは?

波風たてたり迷惑がられることもあるだろうけど
文明が進化していくために必要なものもある
魔心という言葉があるかは分からないですが
それを魔心かなと思ったのです

今井幸男

2019-12-11

        《2》
私の個人的な思いですが
社会も歌会も真心だけではちょっと寂しい…

このコメントを考えていて気づいたのですが
意味合いは ちょっと違うかも知れませんが
神様にも和魂(にぎみたま)と荒魂(あらみたま)がありますね
神様でいうと、真心は和魂や幸魂(さきみたま)
魔心は荒魂や奇魂(くしみたま)かな…

今井幸男

2019-12-11

心の裡を見透かしてみれば・・・「真心と魔心」そして「胎内」とくれば
作者の表現力躍如!のお歌ですね。 おめでとうございます。

せきゆみ

2019-12-08

どんな人も善と悪、両方をもっていると言われるけど、
真心と魔心か。
ものすごく具体性があって巧い表現ですね。

一席おめでとう!  真心にも魔心にも!

映子

2019-12-02

まごころ にもいろいろあったのね。
でも真心と魔心、仲が悪いわけではなさそう。胎内で譲り合っているのでは。

しの

2019-11-30