今あるこのままを受け入れる、後悔も期待も無い。　腹の括り方、潔さ、言い切る強さ。

　　　　　　　　《１》
まず、過去や未来に捕らわれず
今を懸命に生きるという潔さに魅かれます

虫からは、仕事の虫、腹の虫、虫の知らせ、等の語が思い浮かび
生命の蠢きやエナジーが感じられます

潰される命なら それも寿命さ には
身命を賭すとか 捨て身とかいう思いが感じられ
歌に力強さを出していると思います

　　　　　　　　《２》
また、虫からは、同音の無死や無視や無私も連想され
それらを交えて鑑賞すると
宗教感や哲学的な渦に引き込まれれていき
生命の悲哀や浄化にも辿り着きます

虫と言いながらも壮大な歌ですね…
☆☆☆

前世、来世の夢は見ないというのはあり得ることかなと思いますが、
今世は精一杯生きたいですね。
潰されて寿命さ　と諦めるのは、私は我慢できないですね。

なぜ、「私は虫」なのかな？