自由詠

2019-11-26開催(麹町)/第248回参加歌 歌順10番

活版の匂い
懐かしく
芳しく
不意に蘇る
恋 もあった

コバライチ*キコ

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4件のコメントがあります

古本屋に入って、一冊引き抜き、ペラペラすると活版の文字と据えた紙の臭い
時間が巻き戻されていきますね

山碧木 星

2019-12-13

匂いは深く記憶にしみこむものですね。自分だけにふっと蘇るあの時のあの匂い ありありと。
芳しい恋だったのかな~。

せきゆみ

2019-12-08

活版の匂いと昔の恋、この取り合わせが郷愁をそそります。
仕事にも生活にもコンピューターが入って来て、
それまでの曖昧さというか余裕というか、昔ニンゲンは失いたくないと思うのです。

映子

2019-12-01

文字を一字づつ拾っていく活版印刷の現場をキコさんなら何回も見たのでしょうね。
感覚的なことが刺激されると、いつもは忘れてるのにふいに思い出す。

しの

2019-11-30