自由詠

2019-10-22開催(麹町)/第247回参加歌 歌順13番

サンマを袖にし
銀ピカ目刺
ワタごとかじれば
腰の財布に
秋の風

関口有美

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6件のコメントがあります

コメントを有難うございます。
お高くとまったサンマをやめて、負けずに光る銀ピカ目刺の焼きたてに、思わず
頬が緩みましたが、ワタの苦みがサンマを思い出させたりして、財布に秋の風が
しみました次第です~。

せきゆみ

2019-11-21

銀ピカ目刺
がいいですね、本当にピカピカなんですよね。
腰の財布に
秋の風
なんだか懐かしい言葉です~

まちだ道子

2019-11-20

素直に読めば 秋刀魚より高いメザシがあるよ
ただ 懐ではなく 腰だからなあ

山碧木 星

2019-11-12

袖にする ってのが仰々しくていいですね。

腰の財布 ってまさかゆみさん、道中財布(時代劇で出てくる、紐で巻いて使う財布)をお使いじゃないでしょうね。

しの

2019-11-04

肩で風を切ってる威勢のいい男が
実は懐が寒くて、サンマを買えずに
目刺しを齧って、強がり言ってる
というふうに鑑賞すると味わいがありますね…

チコちゃんが「サンマやイワシの内臓が食べられるのは、
胃袋が無くてウンチが溜まって無いからー」と言ってましたが
この男にも、臭いハラワタは無いのかも…

今井幸男

2019-10-30

今年の秋刀魚はかわいそうです。
値段も高いけど、細くて脂がのって美味そう! とはとても見えない。
目刺に目移りしても当然ですね。

だけど「腰の財布」がなあ〜
秋の夜風、くらいで止めておいて欲しかった。

映子

2019-10-29

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