自由詠

2019-09-24開催(麹町)/第246回参加歌 歌順2番

冷凍庫のスミッコに
8月のアイス
君と食べる約束は
花火みたいに
開いて消えた

数かえる

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5件のコメントがあります

約束の八月を抱えて、スミコは冷え固まっていた。
アイスは、遠い日の花火ではないと、独り言を言いながら。

山碧木星

2019-10-13

もう10月だし、今はアイスを食べようとは思わない。
8月だから食べたかったのだ。君と。
恋には旬がある。

もう捨てちゃいなさい、そのアイス。

しの

2019-10-12

冷凍庫のスミッコ
にちょっと胸キュンです。

まちだ道子

2019-10-10

アイス→愛巣→愛の巣
愛の巣が冷凍庫のスミッコに…

長保ちはしそうですが
かなり寒そう
だからこそ寄り添いたくなるのかな…

冷凍庫の花火は、極寒の地のオーロラのように美しいのかも知れない
オーロラのような花火を観ながら愛を食べる
愛の形は様々ですね…

   【落書き m(._.)m 御免】

今井幸男

2019-10-02

冷凍庫に入れてあったのならまだ食べられそう。でも、冷凍庫を開けて捨てました。思い切り良く。

せきゆみ

2019-10-01