自由詠

2019-07-23開催(麹町)/第244回参加歌 歌順5番

あの選択は
間違いだった
梔子の香りが       *梔子=くちなし
悔いる私の
肩を抱く

はるか

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7件のコメントがあります

別な方を選択していれば良かった・・・よくあることですね。
しかも人生を決めるほどのことであればさぞ悔いは残るでしょう。
でも、長い目で見ればそうでもないよって誰かに慰めてほしいような。
目に見えない〝香り„というものに仮託したところがいい。

しの

2019-08-19

クチナシの香りの中で、何を悔いていたのでしょう。
意識を香りに埋めていくことで、人は癒され、前へ進めるのかもしれませんね。
★★

山碧木 星

2019-08-11

慰めてくれるのが、梔子の香りとは粋ですね。
香りが、焼き芋の香りだったら、違う物語になりますもんね。

かおる

2019-08-05

梔子の香り
イメージの膨らむ香りですね。
悔いはどんなものだったのでしょうか。

まちだ道子

2019-08-04

過去を思い出させる香り、しかも悔恨の情、梔子の香りにはそうした物語が似合う。「肩を抱く」、決め台詞ですね。

せきゆみ

2019-08-03

いつまでも悔いが残るのは
詠者が几帳面な性格だからでしょうか

いいかげん人間の私の場合は、
選択を間違えても、それも愛しい私の人生、
いいじゃないので済ましてしまいますが…

「梔子の香り」は「口無しの香り」、
つまりは「無口な男(女?)の香り」なのでは?
無口な男が肩を抱く…、誰なんだろう

今井幸男

2019-08-01

わたくしが作曲家なら演歌調のメロデーで五木ひろしにでも歌わせたい。

あかい

2019-07-31

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