題詠(「寝息」)
2019-06-25開催(麹町)/第243回参加歌 歌順18番
誰と交信しているのか
静かな寝息
安堵もあり
心細さもあり…
寝息が命を紡いでいる
4件のコメントがあります
一読して、子供の寝息ではないだろうなと、おもいました。
作者が解ってその状況もわかって、
母と娘の心の繋がりが、羨ましくさえあります。
寝息が命を紡いでいる
この一行が、静かな感動を呼んで、いいですね。
静かな寝息の主を見守り、案じてもいる心情を、5行目がしみじみと感じさせてくれます。
今井さん
コメントありがとうございます。
100歳の母は穏やかな寝息を立て今まさに命を
紡いでいるなと感じています。
一時期一瞬、急な荒い呼吸がピタッと止まって。
きっと向こうにいる父と交信して、父が「まだだ」
といったのだろうと。
今穏やな寝息に安堵する日々です。
私の母には危篤状態になって
心電図や血圧などを計るベッドサイドモニタと にらめっこということが何度かありました
高圧剤を投与しても なかなか血圧が上がらなかったり
苦しそうな荒い呼吸が続いたり
そして、やっと症状が安定した時には
静かな寝息が生きてる証
まさに、この歌のような感じでした…
☆☆☆
コメント投稿
※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する