自由詠
2019-06-25開催(麹町)/第243回参加歌 歌順7番
さわさわと
夜露を
ぬぐう
朝の
風
8件のコメントがあります
二重構造の歌
なのですね。
さわさわと
に爽やかさを感じました。
短い言葉できりりと美しい。
【3】
そして、私は 深読み 裏読み のできる多重構造の歌が好きなので、
この歌も、関口さんの御指摘のとおり二重構造
人の心も身体も しっとりとさせる夜の出来事・営みを
拭うように 冷ますように吹く朝の風を詠った歌でもあります
夜の出来事は それぞれ。
朝の風に感じる思いも それぞれ。
ではあるでしょうが…
歌の流れが朝の風のようです。 どうも後朝の別れではなさそう。
【1】
皆様、コメント有り難うございます
五七五だと気がついて、もしかしたら俳句や川柳に既に有るかもとも思ったのですが、有ったらゴメンナサイです。
私も決まり過ぎてると壊したくなります、でも私自身が壊れ過ぎてますから、たまには…ね
いつもと違う 今井ワイルド な歌も詠んでみたいですねぇ…
【2】
この歌で まず詠みたかったのは
夜露に濡れた庭の草木や畑の野菜が 朝の風で乾いていく爽やかさですので
爽やかさを強く感じていただけたら嬉しいです
風が無く濡れたまま朝日を浴びる艶かしさもいいのですが
野菜は露で濡れてる時に いじると傷むので 仕事が遅れたりします
言葉も歌の形もきれいですね。
「さわさわ」と「あさ」が響き合って、
爽やかさを、より感じさせます。
新たな今井ワールドを拝見できてうれしいような、
いつもと違ってさみしいような?(笑)
五七五でピタッと決まり過ぎてどこか壊したくなります。
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