自由詠

2019-04-23開催(麹町)/第241回参加歌 歌順18番

さくら色が来る
そっと見送る
女子高生の
脚が
遠ざかる

関口有美

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4件のコメントがあります

若いということは
美しいなと感じますね。
冬が過ぎ春になると解き放たれたような
輝きを感じます。いいね。

まちだ道子

2019-05-20

桜の季節は旅立ちの季節
桜色は乙女の色 希望の色
女子高生も卒業とともに
学校から学業から遠ざかって行く

それを見送る学校関係者 あるいは学校の近隣の人々の心情か
それとも校舎の心情
校庭の桜の木の心情か

いや、それら全てに見送られているんだろうなあ
一人一人の全ての女子高生が…

という鑑賞をしました

今井幸男

2019-05-07

観月さんコメントありがとうございます。 瑞々しい美しさについ見送ってしまいました。
一瞬って言ってよい美しさは、一足ごとに褪せてゆくものでもあります。

せきゆみ

2019-05-06

竹下夢二の描く女学生みたい!ロマン香るお歌ですね。

観月

2019-05-01