自由詠
2019-04-23開催(麹町)/第241回参加歌 歌順15番
鬼子母神の
御開帳
朱鷺色の濡れた
はなびら
烈風に舞う
6件のコメントがあります
鬼子母神の
御開帳
きっぱりとした五行の入り方に
ひかれますね。
映像が目に浮かぶよう。
コメント、ありがとうございます
如来や観音様だけでなく
鬼子母神も 毎月8・18・28日の縁日に御開帳があったりします
本来的には清く正しく美しい人生がいいのでしょうが
人の子を喰った経歴も持つ鬼子母神のような波乱万丈な人生にも
朱鷺色に耀く部位を発見して強く心魅かれることがあります
《続く》
私が朱鷺色に強く心魅かれるのは
桜色や薄紅色にはない
大人の女性の魅力を感じるからでしょうか
桜吹雪舞う雨模様の鬼子母神の縁日の歌として
あるいは
鬼子母神のように影のある大人の女性の官能の歌として…
自由に鑑賞して頂ければ嬉しいです
私は角度を変えて読む度に違った鑑賞のできる歌が好きなので…
鬼子母神の御開帳って、どういうこと? って真面目に調べました。
けどあまりよくわからない。
朱鷺色の花びらって、なんの花だろう?
しのさんの読みが正解なのね〜
朱鷺色は着物の色として、多くの女性に好まれているようです。
染色家の志村ふくみさんが、桜の枝を煮詰めてこの色を出そうとしていたのを思い出しました。
御開帳、と聞くだけで良からぬことを想像する私は、濡れたはなびら でさらに良からぬ想像を・・・
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