題詠(「冷」)
2019-01-22開催(麹町)/第238回参加歌 歌順13番
夜明け前の風呂場は
まるで露天風呂
正月の
凛とした冷気を
ゆるり味わう
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徹夜して明け方にお風呂に入る時の
感覚を思い出しました。
凛とした冷気
いろいろなことが片付いて、新しい朝という
身の引き締まる感覚が「正月の」に込められているようで。
真冬の夜明け前に 風呂に入ると
湯船から湯気が出ていても
扉さんの題詠の歌のように窓越しに冷気が次々に攻め込んできて
湯気は冷気に敵わないのです…
湯船の湯に浸かってる部分は温かいのですが
首から上は 冷や冷や 冷んやり
でも、その頭寒体熱の状態が不快でもなく
露天風呂みたいじゃんと思った次第です…
冷え切ったお風呂場の冷気をゆるりと味わうとはすごいです!禊をするようですね。
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