自由詠

2019-01-22開催(麹町)/第238回参加歌 歌順13番

どんな夢を
思い描いているのだろう
童女のように
薄ら目を
開けた秘仏

今井幸男

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6件のコメントがあります

仏さまの目は
ほんとうにうっすらとというかんじですね。
(作者は)よく見られているなって思いました。
命があるとしたら何を思われているのか、何を
託されているのだろうかと思うところです。

まちだ道子

2019-02-13

何年かに一度、あるいは年に数回しか公開されない秘仏は
真っ暗な中にいる時間が多いので
明るい所では薄ら目になってしまうんでしょうね

真っ暗な中では光合成もできませんので(笑)、
成長が止まって童女のようなのかも…

秘仏にも色々ありますが 一番注目されるのは
やはり観音様の御開帳なんですかね…?

今井幸男

2019-02-12

ちょうど今頃の月が、そんな目でしょうか。
薄らめ目の秘仏さま、どうじょこのまま〜

山碧木星

2019-02-02

秘仏ってのがいいですね。
大仏さんがいくら薄ら目を開けていても妖しい感じはしない。

御開帳が終わったらまた厨子の中にお隠れになる。淫らな夢のひとつも思い描いていそうな今井さん流の見立て。

しの

2019-01-31

仏が童女のようなのか。童女が仏のようなのか。
思考が分かれるところですね。

「どんな夢を描いていた」と思うのか、
作者の確かな考えを聞きたいところです。

映子

2019-01-31

しのさん  >淫らな夢のひとつも思い描いていそうな今井さん

なるほど、「秘仏や童女は、淫らな夢は描かない」
これは納得!

映子

2019-01-31

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