自由詠
2019-01-22開催(麹町)/第238回参加歌 歌順5番 第1席
二、三片の雲
白く光らせて
大東京を見下す
厳冬の
満月
8件のコメントがあります
月の顔は季節によって様々ですね。
春には輪郭も少しやわらかく、艶っぽい。
秋の月には、爽やかさがある。
中でも真冬、厳冬の月が好きですね。
輪郭もきりりとして、冷たさの極みみたいな光です。
(上から目線、とはあまり感じませんが)
たくさんのコメント、ありがとうございました。
雲を家来に、光を届けてやる的な上から目線(笑)も、あの日の月なら許す!という感じでしたね~。
この夜の月を、歌人、俳人が観ているんだろうなあと眺めていました。
すっきり壮大、月と作者の間に浮かぶ雲を見逃していません。
凍てつく冬の夜空にスーパームーン。大東京の夜景なんぞと見下ろしているように煌々として。
夜空でも白く光る雲が良いですね。
1番の歌と同じ月を見ているのですよね、
それが一番今回惹かれました。ほんとうにまんまるな月でした。
私はどう感じただろうかと思いながら
大東京を見下す
厳冬の
満月
に圧倒されますね。
すごい!
誰かの歌にあったような〝上から目線〟的な満月。
満月にとっては大東京もちっぽけな一点でしかなく。
満月に意志があるような、満月が大都会を支配しているような、壮大な構図です。
やはり真ん中に〝大東京„を持ってきたところがカッコイイ。
神々しいまでの厳冬の満月。迫力を感じます。
「二、三片(の雲)」を光らせて
「大(東京)」を見下ろす
という
満月の判官贔屓的な心意気を感じさせる構図もいいなあと思いました…
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