自由詠

2018-12-25開催(麹町)/第237回参加歌 歌順9番 第1席

まだまだ続くんかい
愚痴 聞きながら
冷えた大根
ときどき
いじる

山碧木 星

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

12件のコメントがあります

一行目にうんざり感が、3~5行目に耐える感じが、味のしみた大根のように巧いです。

せきゆみ

2019-01-09

しの様

「弄る」これはないな、と思いました。
漢字と平仮名では、ずいぶんニュアンスが違ってきますね。
心ここにあらず・・・いじる、ですね。

山碧木星

2019-01-09

せきゆみ様

味のしみた大根のように巧い、これに座布団です〜♬
冬の大根と蕪は、相手の旨味を素直に受け入れて、偉いなあと思うのです。

山碧木星

2019-01-09

九州では「いじる」は「いじる」です。
こんな場合よく言います。
ただ書き言葉にするとき、「弄る」としてしまうと読み手が複雑な読みをしかねない。
この場合よくぞ平仮名の「いじる」にされたなーと思いました。

しの

2019-01-07

その コピーライターさんは、
おじさんでしょうか? おばさんでしょうか?

いずれにしも、冷えた大根足を いじったら
「きゃー、セクハラ〜!」と言われそう…
箸で いじればセクハラでは無いのだろうか?

なにはともあれ、そろそろ七草粥ですね…

今井幸男

2019-01-05

「いじる」、この一語が作者の思いの全てを語っていますね。 
愚痴にはうんざりだけど、冷たく突き放すわけにはいかない。
大根はどんどん冷めていく・・・・

当然のように一席。おめでとうございます。

「いじる」というのは、関東以北の言葉らしいです。関西では「いらう」と言うらしい。

映子

2019-01-05

映子さま

もし大根がなかったら、がまん強く優しく聞いてあげられただろうか。
それがタクアンだったら・・・ピーナッツだったら・・・

山碧木星

2019-01-05

今井さま

コピーライターはオッさんです。
酔うとよくお店のテーブルをひっくり返しました。ふざけるんじゃないと言って。
懐かしいなあ〜

山碧木星

2019-01-05

「大根と私、どっちが大事なのよ~」と言われないためにも食べるわけにいかない。
でも気になる。目の前のおでんかふろふき大根か・・・

この歌には愚痴を聞いてあげるやさしさがある。

「大根冷めちゃったね、ごめんね」byしの

2019-01-03

しの様

仙台に引っ越したコピーライターから、ときどき電話がかかってきました。
仕事が少ない。なんとかこちらに仕事を回してほしい・・・
厳しい現実を思うと、簡単に切るわけにもいかず・・・
いつのまにか、ダイコン食べたいが遠のいていくのでした。

山碧木 星

2019-01-03

今井さま

冷えた大根は味がしみて、美味しいのは知っていますが
いじられた大根足はどうなんでしょう。
いじられて喜ぶオジサンはいるようだけど。

山碧木星

2018-12-30

冷えた大根足も
ときどき
いじって欲しい
グチグチュ
煮えてみたいの

☆☆

今井幸男

2018-12-27

次を読み込む