題詠(「捨てる」)
2018-11-27開催(麹町)/第236回参加歌 歌順24番
緩やかな
冬至という峠を越えて
一日は *一日=いちじつ
夜を捨て
昼を拾っていく
8件のコメントがあります
道子さま
穏やかな日々の変化に日の長さがあります。昔の人は、これから寒さが厳しくなっていくことが分かっていても、日が長くなっていくことを喜んでいたそうです。
24時間=昼+夜 見たいな感じでしょうか。
映子さま
北海道では冬至の日、お汁粉にかぼちゃを入れて食べる習わしがあります。
柚子湯もそうですが、お祝いというよりも健康管理からきた習慣かもしれませんね。
夜を捨て
昼を拾っていく
詩情あふれる表現で巧い。
北欧では、この日を境に太陽が甦るというので、盛大に祝うそうです。
日本では、寒さはこれからが本番、と言われるのが普通ですが・・・
今週末、冬至ですね。
いや〜本当にそうだなって、冬至のことほんとうに
わかったな、そうだったんだって心から思っていいなって
おもいましたよ。
夜を捨て
昼を拾っていく
なんて、希望に向かっていくようでもあったりして
しの様
ありがとうございます。
仕事が忙しくなると、昼を捨て、夜を拾っていきたくなります。
かおる様
緩やかな放物線が夏至から冬至、そして夏至へのラインを描いています。
それは乱降下なんかとは無縁な、安定した幸福で美しい曲線です。
一番昼の時間が短い冬至。明日からは少しずつ長くなるという昼。
夜を捨て、昼を拾っていく。上手いですねぇ。
今年は暖冬の冬至、これから冷えてくると思いますが、峠を越えて、で春への期待が感じられます。
夜を捨て
昼を拾っていく
とても詩的に冬至のことを詠っています。丁寧に考えられた作品。
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