題詠(「捨てる」)

2018-11-27開催(麹町)/第236回参加歌 歌順12番

フェンスを越えて
樹々の赤い実
ゴミ捨て場にも
秋を
連れて来て

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4件のコメントがあります

ふとハキダメギクという小さな菊を思いました。
可哀想なこの名前をつけたのは、植物学者の牧野富太郎。
掃き溜めで発見したからなのですが、そのままネーミングにする人と、素敵な歌にする人と・・・

山碧木 星

2018-12-21

赤い実
に秋を表して素敵です

まちだ道子

2018-12-18

ゴミ捨て場は必要不可欠なのに
腐敗臭が漂っていそうとかのイメージで敬遠されがちな場所
そこに フェンスから赤い実が越境してきて
ゴミ捨て場を労い、
周りの人々を和ませてくれている
そんな思いかな?

この歌は題詠なのでいいのですが
ゴミ捨て場は、ゴミ置き場と呼んだほうが
捨てる人の責任感が湧くかも…

今井幸男

2018-12-09

紅葉の名所ばかりではなく、一様に色づくのに
ゴミ捨て場の樹々は注目されなくて拗ねているでしょうね。

しの

2018-12-05