題詠(「一日」)

2018-10-23開催(麹町)/第235回参加歌 歌順11番

喉に込み上げる
感情の息を止めて
一日
回すに徹する
喪主を務めた日

秋葉 澪

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

5件のコメントがあります

ユキオ様 せきゆみ様 しの様 コメントありがとうございます。
ゆきお様 「しっかりやれるか見ててね」棺に声かけ動き出した朝「どうだった?みてもらいたかったなぁ」の夜でした。
せきゆみ様 突然の事故だったのでかなしみ以外に悔いやら諸々1~2行目にこめたとこを詠みとって頂けて感謝。

みお

2018-11-08

しの様 わたしは帯をほどくころはまだ自分には戻れなかった。他人事で葬儀屋さんスタッフの役をしたかのようで・・・戻ってきたのは2ヶ月後納骨の儀式の頃だったでしょうか~

みお

2018-11-08

感情を押さえ込まなければ喪主の務めは果たせない事でしょう。1~2行目に万感がこもっています。

せきゆみ

2018-10-30

親、伴侶・・・葬送ると喪主をやらねばならないお年頃。経験ある人も多いと思います。かく言う私も。

喪服の帯を解くあたりから自分に戻れた気がします。

しの

2018-10-30

私も親が亡くなった時に喪主をしましたが
葬儀社の人がいるとはいえ
地域の風習や親族の考えもありますから
儀式を滞りなく進めるという思いでいっぱいで
自分の感情は停止状態でした
感情が込み上げてきたのは葬儀が終わってから…
そういう私を柩のなかの親が見守ってくれてるという思いはありました…

今井幸男

2018-10-27