題詠(「一日」)
2018-10-23開催(麹町)/第235回参加歌 歌順3番
そんな一日も
ありました
ありました
あったか御飯に包まれて
想い出一つ おむすびのなか
7件のコメントがあります
みお様
今は便利になって、おむすびもコンビニやスーパーで買える時代ですが
母さんが握ってくれたおむすびは、愛情をいただいているという満足感がありますね。
おむすびにはきっとそれぞれの思い出があるのではと思います。
5行目が先に目にとびこんだので、5行目から1行目へ戻って詠んでリフレインされるおウタでした。おむすびの具に意外性があったのかもしれません(笑) にほんむかしばなしが彷彿されてそれぞれの懐かしさを誘います。
せきゆみ様、しの様、今井様、映子様
娘の運動会の時に起きたハプニングを思い出して家人と大笑いしました。
おむすびといえば思い出はもう一つあって、斜里岳山頂で食べた赤飯おむすびの中に
なんと甘納豆が入っていたこと。
これが疲れた体に、しみじみ美味しかったなあ〜。
学校から誰もいない家に帰り
オヒツの中の冷めたご飯を
握り飯にして 味噌を付け
オヤツがわりに食べた
それも、あったかな想い出
ありました
ありました
この繰り返しが全てを語っているよう。
想い出 という漢字の選択からも、伝わるものがあります。
ここはやはり、オニギリじゃなくておむすびですね。いかにも愛情込めてぎゅっぎゅっと結ばれている・・・
ありました のリフレインが、忘れそうになっていたのに急に思い出した感じをよく出ています。
どことなく郷愁がただよいます。
「ありました」の繰り返しがいかにも懐かしそう。おむすびには色々な想い出があります。
4~5行目のフレーズが実にあったかい。
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