題詠(「含む」)

2018-08-28開催(麹町)/第233回参加歌 歌順16番

恥じらいながら
ひと連なりの
葉を閉じて
眠りゆく
含羞草       *含羞草=おじぎそう

大貫隆志

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5件のコメントがあります

「含む」の題詠で「含羞草」みつけられるなんて
すごいですね。「羞」の字があることで含羞草を
よくわからなかった人もイメージできる前三行が
いいです。

まちだ道子

2018-09-15

しのさま
「含む」の題詠なので、辞書で見つけました。
こういう発見をすると、楽しくなりますね。
それでも時々ネタがかぶるのが、麹町の油断ならないところです。

大貫隆志

2018-09-04

今井さん、コメントありがとうございます。
今井さんの博識にはいつも感心させられます。
食虫植物は葉を閉じるときに大変な体力を使うそうですが、おじぎそうはどうなんでしょうね。

大貫隆志

2018-09-03

含羞草と書くのは知らなかったけど、ひと連なりの葉 という表現のおかげで
誰もが一度は触れて遊んだことのあるあの葉っぱを思います。
擬人化して、ロマンチックな歌に仕上がっています。

しの

2018-09-03

触ると素早く葉を閉じる含羞草に「恥じらいながら」という表現はピタリですね
何度も触られると恥じらいが消えて大胆になるのか
触られても閉じなくなってしまいますが…

夜は 眠りゆく のでしょうが
触られて閉じた葉は20分くらいで元に戻るので
昼間は狸寝入りかも…

今井幸男

2018-08-31