題詠(「含む」)

2018-08-28開催(麹町)/第233回参加歌 歌順5番

こけた頬に
含み綿を入れると
微笑みの死に顔になった
母の
魂の顔だ

関口有美

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

3件のコメントがあります

コメントをありがとうございます。 心底安らいでいる顔をしていました。

せきゆみ

2018-09-19

私も歳が歳なので、幾つもの葬儀に参列して、故人のお顔を拝見しておりますが、
私の父母の時を含め、ほとんど含み綿を入れる等して顔を整えて柩に入ってますね

安らかな最期ではなかった方は悲痛な表情が魂の顔かなとも思ったのですが違いますね、
どんな魂も安らかな顔に宿りたいと思ってますね…
☆☆

今井幸男

2018-09-03

不思議です。
死に顔って、微笑んでいるんですよね。
どんなに大病されていてもね。
見送る者はそれでほっともします。

まちだ道子

2018-09-03