題詠(「含む」)
2018-08-28開催(麹町)/第233回参加歌 歌順3番 第2席
賛成多数に
含まれている
どっちでもいい派
ゆるーく
世の中を生きてゆく派
6件のコメントがあります
内容も納得ですが、この「派」という言葉が効果的でおもしろいと思いました。
この「派」は、個人でもなく横としっかり繋がっているわけでもなく、何となくくくられている感じが「ゆるーく」と相まって歌の雰囲気を醸し出しているのですね。
なあるほどねって思いますね。
確かに白黒はっきりさせなくちゃ派がいて
どっちでもいい派が仲取り持ったり
カクカクとしてなくては嫌な人もいますし
ゆるーく生きてゆくのもいいかなって思ったり
なかなか考えさせられる面白い歌ですね。
この「どっちでもいい派」が、世の中の潤滑油かも知れないですね。
賛成派と反対派が角突き合わせたとき、巧く立ち回ってくれる。
日和見だなどと軽んじてはなりませぬ。 ★★
どっちでもいい派が賛成多数に含まれているという視点に、
なるほど そうだよなあと思いました
世の中には どっちでもいいようなことも多いですが
消極的日和見主義者は、ゆるーく首を絞められても気付かないかも…
などとも思ってしまいました…
☆☆
最近は スポーツ界などで日和見主義でない若者が出てますね
「さんせーい」と手を挙げていても腹のなかはわからない、といったところでしょうか。
確かに賛成したとしても確固たる賛成、とは限らないですよね。どーでもいい派とは言わないけれど、3~5行目は
なるほどと思った社会詠です。
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