題詠(「含む」)

2018-08-28開催(麹町)/第233回参加歌 歌順3番 第2席

賛成多数に
含まれている
どっちでもいい派
ゆるーく
世の中を生きてゆく派

コバライチ*キコ

コメント投稿

※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する

6件のコメントがあります

内容も納得ですが、この「派」という言葉が効果的でおもしろいと思いました。
この「派」は、個人でもなく横としっかり繋がっているわけでもなく、何となくくくられている感じが「ゆるーく」と相まって歌の雰囲気を醸し出しているのですね。

加代子

2018-09-16

なあるほどねって思いますね。
確かに白黒はっきりさせなくちゃ派がいて
どっちでもいい派が仲取り持ったり
カクカクとしてなくては嫌な人もいますし
ゆるーく生きてゆくのもいいかなって思ったり
なかなか考えさせられる面白い歌ですね。

まちだ道子

2018-09-13

この「どっちでもいい派」が、世の中の潤滑油かも知れないですね。
賛成派と反対派が角突き合わせたとき、巧く立ち回ってくれる。

日和見だなどと軽んじてはなりませぬ。  ★★

映子

2018-09-05

どっちでもいい派が賛成多数に含まれているという視点に、
なるほど そうだよなあと思いました

世の中には どっちでもいいようなことも多いですが

消極的日和見主義者は、ゆるーく首を絞められても気付かないかも…
などとも思ってしまいました…
☆☆

最近は スポーツ界などで日和見主義でない若者が出てますね

今井幸男

2018-09-03

「さんせーい」と手を挙げていても腹のなかはわからない、といったところでしょうか。

しの

2018-09-03

確かに賛成したとしても確固たる賛成、とは限らないですよね。どーでもいい派とは言わないけれど、3~5行目は
なるほどと思った社会詠です。

せきゆみ

2018-09-02

次を読み込む