題詠(「含む」)
2018-08-28開催(麹町)/第233回参加歌 歌順2番
影を伝い
影から影へと飛び移り
細い影にも身を潜める
私を含んだ真っ黒な影
真夏の道を行く
3件のコメントがあります
映子さま 今井さま
コメントありがとうございます。今年は朝から暑かったですね。
畑の場所は、影がないし、住宅街は飛び飛びの影。
日傘を持ってこなかったことを後悔しながら、忍者のように歩きました。
この歌を鑑賞していると
ハーメルンの笛吹き男に子供たちが次から次へと付いて行ってしまったように
影から影へと飛び移るたびに
その影がたちが「私を含んだ真っ黒な影」に付いて来て
街から影が消えてしまう、
そんな妄想が湧いてきました…
「私を含んだ真っ黒な影」には不思議な力を感じます…
漢字がいっぱい、その中に影もいっぱいで、歌全体が黒く見えてしまったけど、
この夏の暑さの中、影を求めてひたすら下を向いて歩きましたね。
わかる、わかる、と言いたい歌。
コメント投稿
※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する