題詠(「陰り、翳り」)
2024-08-27開催(麹町)/第305回参加歌 歌順19番
風鈴 ちりん
縁側出れば
君が来たような
葉蔭 くっきり
お盆です
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かつては 縁側で母が裁縫をしていたり 父が煙草をふかしながら
考え事をしており、軒下には南部風鈴が下がってました。
今は 縁側が出入りに使われることもなく 沓脱石も砂ぼこりを被ってます。
でも お盆に限らず折に触れ 亡父や亡母は縁側で日向ぼっこなどをしに
来ているのかもなどと思ってしまいました…
☆☆
お盆ですが、墓参りに行けなかった。
ベランダのお花に水やりながら、作った歌です。
風鈴ちりりん、風情があります。いまは風鈴の音も疎まれる時代ですが、お盆に帰宅した人を歓迎している音です。
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