私のように野卑な人間は、呼び捨てにしたら横柄な人間だと思われて
距離が遠くなってしまいますから近親者以外では滅多なことでは
呼び捨てにできませんが…。
呼び捨てにすることで親愛の情が湧いて心的距離が近くなるのは、
人間的に洗練された方だからでしょうね…。

大人になって、呼び捨てで名前を呼ばれるというのは、どんな感覚だろう。
三・四行目の解釈で、同じ呼び捨てでもそれぞれに距離の長短があるのかなと思ってしまう。
そんなことを思わせた男が、ふと逝ってしまった。
★★

寒苦老さん　
寄せられている多くの追悼の言葉から　
改めてその人となりが浮上してきますね。

「男の訃報」　最後のこの一行が、いい！

ある方の訃報を聞いて男はこんなスタンスで追悼をします。