題詠(「無」)

2022-11-22開催(麹町)/第284回参加歌 歌順7番

いっそ無であれと
息をひそめても
やがてざわめく

ここに有るのだから

平井敬人

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4件のコメントがあります

諸行無常、この世には永久に変化しないものなど存在しない。
存在すれば必ず変化したり 動きだすのですから 周囲の思惑を
怖れて息をひそめるより我が身を晒して堂々と生きたいですね。

今井幸男

2022-12-03

ある閾値から認識的プラス方向へ変化があるもの、マイナスへ萎んでいくもの、まったく変化を見せないもの
様々あるのでしょうが、《やがてざわめく》のは (i) 変化率が観察者の目に留まるもの (ii) 変化率自体が大きいもの
だと感じます。 是非「平井ch」の更新も願えると嬉しいですね

2022-11-29

無はむずかしいね、生きていれば心は動く、でも心が動くから
詩歌も音楽も生まれてくる。

田中きみ

2022-11-29

ど直球で、そのまま「無」を使ってみたら、ちょっと哲学な雰囲気になりましたが、
でもこんな場面あるよね、ていう。そういうのです。

平井敬人

2022-11-25