題詠(「無」)
2022-11-22開催(麹町)/第284回参加歌 歌順4番 第1席
無かった事になど
しなくてもいい
かんちがいも
まちがいも
あってこその今
8件のコメントがあります
本当にそうだなと思います。
人それぞれいろいろなことがあって、そして今があるのですよね。
この言葉に救われる人がどれだけいることか・・・
穴があったら入りたいアノ事もコノ事も、今の私につながる。
振りかえますれば、恥ずかしきことの多き我が人生・・・
そんな切り口でご自分の歌を語られていた故浅沼さんをこの歌に重ねます。
若き日は、ほぼ過ちの繰り返しでした。この歌に救われます。
★★
諸々なことを積み重ねての我が人生。
悔やまれるような失敗も多々ありますが 一片たりとも
無かったことになど出来ない、勿体なくて。
無かったことにしょうと思うことは 我が人生を自ら
否定冒涜することのようにも思えます。
私には どうしても消し去りたいような過去が無かった
からかも知れませんが…
過去を無かったことになどしたら、
生きてきた価値がなくなっちゃいますよね。
今の自分は、あの間違い、勘違いの積み重ね。
今のきみさん、いい感じですよ~
過去は今への必然 とは言いますが、いくつか消したいことはあるな~と思いつつ共感しました。
「挫折は人生を深める」という言葉を聞いて起きた事すべてがあっての今、なのかな、と。
3、4、5行で許容と人生の生き方を汲み取りました。
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