自由詠
2022-11-22開催（麹町）／第284回参加歌 歌順21番 第3席
久方ぶりに
紅をさせば
それだけで
心は
ふわっ と
7件のコメントがあります
コメントありがとうございます～
マスク生活に慣れて、マスクしてしまえば何もしなくても大丈夫と、
見かけだけでなく、気持ちまでだれてしまっていた自分にきづかされ
ます。口紅一つでこんな気持ちになれるんだと改めて感じたところです。
外出にマスクが欠かせなくなって、
化粧品が減りませんね。
ただ、鏡に映る自分の顔にびっくりして、
口紅だけは差すことにしています。
とても女性の心境を素直に吐露されているな と 思いました。紅、香り、などで 忘れていた何かが蘇ります。
きりり もいいけれど
どちらかというと ふわっ と のほうが新鮮でいいですね
心地よさの ついでに全身に塗ったくれば
なんだ！これ…
で もっと愉快になると思いますが
止めときましょう〜
いくら明るくといっても、口紅代が馬鹿になりませんから…(笑)
☆☆
私は歌会の２次会前に急いで口紅塗りました。
南こうせつさん的、昭和中期の和感覚と、竹内まりあさん的なPOPカジュアル感を併せ持つ
町田さんらしさの一端が感じ取れます。
ひらがな書きの《ふわっ と》など、今若者文化の中で再度脚光を浴びるシティポップ感満載!!
１行目《久方ぶり》からの移行転調と行ごとの音数の変化が味わい。
マスクで口紅、頬紅を差す機会がなくなった昨今、
それを復元して心がふわっとときめいたのでしょうか。
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