題詠(「癖」)

2022-05-24開催(麹町)/第278回参加歌 歌順3番 第2席

折り癖のついた
本だった
さわさわと
風が泳ぐ日
君から借りた

コバライチ*キコ

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12件のコメントがあります

ゆみさま、記憶の中にふいっと蘇るワンシーンってありますよね(^^)

*キコ

2022-06-23

しのこさま、過去形倒置って、なんだか切ない・・・?

*キコ

2022-06-23

映子様、ありがとうございます。本の貸し借りって、思わぬ感情がこぼれたりすることがあるかも、、、

*キコ

2022-06-23

山碧木さま、ありがとです~。さわさわ~~っと鑑賞者の心にも風が吹いたならうれしい。

*キコ

2022-06-23

まちださま~、新刊じゃない本、君の本、さりげなく借りたまま返せなかった本、です。

*キコ

2022-06-23

まちゃこさま、わ~~♬ くらくらの次は、ぐらぐら、、、はらはら、わくわく?

*キコ

2022-06-23

五行目でわたし、もう「さわさわ」「ざわざわ」「くらくら」
オノマトペだらけになってしまいました。

まちゃこ

2022-06-17

折り癖のついた本を借りた時の心のゆれが
読み手にまで伝わって来る素敵な歌ですね。
さわさわ がいいですね。

まちだ道子

2022-06-07

いい歌を読んだとき、しみじみ思います。
歌は、器ではなく、素材でもなく、料理人なのだと。
題詠とは思えない自然な流れ、爽やかな風が吹き抜けました。

山碧木星

2022-06-04

折癖のついたその部分を、「君」は読んで欲しかったのでしょう。
さわさわと泳ぐ風のように、
さわやかできれいな文章(告白)だったのかな、と想像します。

1,2行と3~5行の置き方、詩歌でなければの感動を 与えてくれます。
初夏にふさわしい 素敵な歌ですね。

映子

2022-06-03

倒置が効いていて詩的に読めます。
本が君を語りますね。どこを折っていたか。

しの

2022-05-31

3行目~5行目の言葉の流れがとても心地よくて惹かれました。爽やかな思い出を偲ばせます。

せきゆみ

2022-05-28

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