自由詠
2022-05-24開催(麹町)/第278回参加歌 歌順9番
街なかの花壇で満面の
笑みを浮かべる花は憂いを抱え
高山の岩場で
さりげなく微笑む小さな花は
確固たる自信を宿す
10件のコメントがあります
観月様
コメント ありがとうございます
私は 植物より むしろ人間の方に強い興味があるのですが
なにせ斜めや裏から見ることが多いので
表現するとなると内気な私は躊躇してしまいます (笑)
その鬱屈が、思いを植物へ向けさせるのかも知れません…
花を食ってばかりでは生きてはいけぬ 団子も大事ですよね…
今井さんのお花へに愛情が溢れでているお歌ですね!
どちらかというと、花より団子なワタクシですので、勉強させて頂きました。
《1》
山碧木様
コメント ありがとうございます
高山植物とて 風で飛ばされたり雨で流されたりした種子や
風雨で抜けてしまった株は 重力で少しづつであっても
下へ落ちてくるはずですが下界には生えません。
自分の意思で厳しい環境に生えてる、まるで仙人のようにも思えます。
《2》
人の手で下界に植られて育つ高山植物もありますが
雑草などに埋もれると消えてしまいます
高山植物は不戦主義、だから敵のいない厳しい環境に生えるのかも。
高山植物から教わること多々あるような気がします
そう 活力も貰えますね!
雨風の中で小さく揺れている高山植物を見るのは、いいものです。
辿り着いた高山は、望む場所ではなかったのかもしれないけれど、そこで根を下ろしています。
頑張らねばと、思っちゃいます。
まちだ様
コメント ありがとうございます
花壇の花は期待されている、
見る人を楽しませるという使命を帯びている
これも大変なことですよね…
私が どちらかというと岩場や砂漠や日陰に生える植物に
強く心魅かれ活力を貰えると感じるのは
私には華麗な花を咲かせる力が無いからなのかも知れません…
《1》
しの様
コメント ありがとうございます
花壇の花は人の手によって植えられ保護されながら
そこで満面の笑みを浮かべて精一杯に咲き人々の心を
癒し晴れやかにする、それが生き甲斐なのでしょうが
人の都合で いつ抜かれるか分からない不安や
自分の引き際を自分で決められない無念さも感じてしまうのです
《2》
自分の力で岩場に生えた高山植物は 一生 人目に触れずに
終わるかも知れない、
それでも風雪や日照りなど過酷な環境と闘いながら
自力で粛々と命を全うする。
そこに私は 秘めた自信を感じるのです。
どちらの生き方が良いとか悪いとかではなく
与えられた環境で心ほがらかに生きればいいんでしょうね…
花壇の花は植え手の思いが強いですからね。
綺麗に咲いてという期待をになっていますから。
岩場ではないですが道路の敷石の間から芽を出し花を咲かせる
小さなスミレなどを見るといいねと思わず微笑えんじゃいますね。
花は咲く場所を選べない。
今井さんの詩人の目には繊細な花の心が見えるのですね。
人も置かれた場所で咲くしかない。
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