自由詠
2022-05-24開催(麹町)/第278回参加歌 歌順6番 第3席
躓けば 抱きしめる
大地でありたい と
念っていたが *念=おも
いつの間にか 娘らに
見守られている
6件のコメントがあります
今までは、躓いた娘を抱きしめる大地でありたいと。
それがいつの間にか、娘たちが親が躓かないよう見守ってくれている…
お互いに余計な手出し口出しをしない、
いい親子関係が伝わってきます。
いつか大地に躓づいてやろうと思っていたのに、それも叶わなくなってしまった
それは哀しんでよいのか、懐かしんでよいのか・・・
ひとつ!
大樹に抱きつくというのは、いかがでしょう。
大地に繋がっていますよ。
ほんとうにいつまでも親が守ってあげなくてはと思っていたつもりでも
気が付くと見守られているのだなとつくづくと思うこの頃です。
見守るということは尊敬しながらの優しさですね、お幸せです。
安心して躓けます。
頼もしい娘さんたちです(お嫁さんも?)
それを受け入れられるようになった、という作者の心境が好いなぁ と思いました。
時の流れの中で親子の立ち位置の変化ですね。
次を読み込む
コメント投稿
※会員の方のみコメントを書くことができます。⇒コメントを投稿する