自由詠
2022-05-24開催(麹町)/第278回参加歌 歌順1番
無残な
キャベツ畑の上を
おかげさまよ
と
モンシロチョウの群れ
5件のコメントがあります
加代子さん、今井さん、しのさん、コメント有難うございます。
加代子さんのコメントのように思ったのでした。
うちのパセリも無残どころか跡形もなくなっていました。
でも、このお歌の後半がとってもすてき。
ああ、自然界で生かされてるんだなあと。
戦火に見舞われた瓦礫の町をも連想されますが
人間に狼藉されたのではなくモンシロチョウ。
モンシロチョウにしたら食べなければ生きていかれない、成虫になれない。
当のキャベツにしても綺麗に育っても人間に食べられてしまって
花を咲かせ種子を残す可能性はゼロ。
キャベツの心情や如何に…ですかね…
こんなおかげさまもあるわけですね。
商品価値のないたくさんのキャベツに、「今のうちよ」と連れ立ってやってくるのでしょうか。
虫食いだらけの木の葉を見ると、どれだけの虫たちを育てたのかと思うことがあります。
無農薬でしょうか。キャベツがたくさんのモンシロチョウを育てたのですね。
買ったキャベツに虫がいるとギョッとしますが、畑のキャベツで良かった。
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