題詠(「俵」)
2022-04-26開催(麹町)/第277回参加歌 歌順22番
昔の女ですから
米俵の一つや二つ ちょいと
肩に担げますわよ と
イケメンを舌先で担いで
みたい初夏の宵
8件のコメントがあります
せきゆみ様
私が題詠「俵」で最初に思い浮かべたのは 以前に民俗学関係の
書籍で見た 女性が米俵を五つ背中に背負っている写真でした
ですが単なる歴史風俗歌にはしたくないと思い 色々考え妄想もし
悶々としました
そして、担ぐには いっぱい食わせるという意味もあるじゃないかと
気付いて 悶々が解消しました
「イケメンを舌先で担いで」がいいですねぇ いそうです。
きみ様
昔の女性は誰でも米一俵くらいは担いだという文章を見たことが
あるのですが、江戸時代か明治あたりだろうと思っていました
昭和の女性でも担ぐ人がいたのですね
昔は機械化など進んでなく何でも人力
荷車を使うにしても そこまで運ぶのは人力
そもそも誰でも担げたから一俵60キロにしたんでしょうね
映子様
60キロの米俵を担げない華奢な女性は60キロのイケメンも肩に担げない
なかには米俵とイケメンは別肩よと言って担いじゃう女性も
いるかも知れませんが普通は無理
でも、「アタシ担げないィ」なんて諦めず
肩で担げなければ舌先で担げばいいんじゃないのと
機転を利かす女性は粋かも知れませんね…
しの様
現代人は 男でも60キロを担げる人は滅多にいませんよね
でも歴史的資料を見ると女性が米俵五つを背負ってる写真があって、
ほんとかいなと思う反面、ならば一俵や二俵を肩に担ぐことも
できるだろうという思いも…
結局、担ぐにある だますというもう一つの意味も絡ませ、
肩と舌も絡ませ歌にしました
ひとつ60キロ、ふたつで120キロですよ。
なで肩だったら無理。
イケメンを舌先で担ぐのはできるけど、
米俵は1つでも60キロ、担ぐのは難しそう。
初夏の宵、きりりと着た浴衣姿で、
米俵を担ぐように色男をあしらっている粋な姉御を 見たいものです。
同い歳の紀子(のりこ)は若い頃担いでいました。
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